光モジュール DDM はパラメータを監視する手段です。警報・警告機能だけでなく、故障予測・故障箇所特定機能も備えています。
光モジュールの DDM 情報を表示するには、SNMP とコマンドという 2 つの主な方法があります。
1. SNMP (Simple Network Management Protocol) は、IP ネットワーク管理ネットワーク ノードに特別に使用される標準プロトコルです。光モジュールの DDM 情報は、SNMP を通じて光モジュールの受信光パワーと送信光パワーを読み取ることができます。
光モジュールが DDM をサポートしている場合、この機能を有効にし、Net SNMP (snmpwalk) を使用してクエリを実行できます。
Cisco ASR9k を例に挙げます。スイッチ例として、SNMP を介して光モジュールの受信光パワーと送信光パワーを読み取ります。
注: Cisco ASR9kスイッチは、バージョン 5.3.1 の IOS-XR オペレーティング システムです。 MIB は「CISCO-ENTITY-SENSOR-MIB」、OID は 1.3.6.1.4.1.9.9.1.1.1.1 です。
1. Net SNMP ツールを使用して次のコマンドを実行します。
2. コマンド ライン インターフェイスには、受信光パワー値と送信光パワー値が表示されます。
注: 10 * log (mW)=dBm
2. 機器サプライヤーのブランドが異なるため、SNMP の MIB (管理情報ベース) と OID (オブジェクト識別子) は異なります。一部のデバイスは、簡単なコマンドを通じて DDM 情報を直接取得できます。
たとえば、Huawei スイッチは Display コマンドを入力できます。
コマンド表示トランシーバー [インターフェイス インターフェイス タイプ インターフェイス番号 | インターフェイス インターフェイス タイプ] を実行します。スロット スロット ID] [詳細] を使用して、デバイス インターフェイス上の光モジュール情報を表示します。
コマンド表示送信機診断インターフェイス [インターフェイス タイプ インターフェイス番号] を実行して、光モジュールの診断パラメータを表示します。